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お金の価値を知るのに最適な「人生ゲーム」は子供のプレゼントにおすすめ

投稿日:2019年10月29日 更新日:

お金。

それは人生で常について回る「生きていくために必要な必須ツール」です。

お金の使い方を知ることで「人生の勝ち組」にもなり得ますし、その逆もあり得ます。

アメリカでは子供の頃から金融教育が推進されていて、株式や資産投資などを学ぶといいます。

その教育の一環としてモノポリーが推進されているなど、さすがはゲーム=実用の国柄です(人気スポーツのアメフトも元々は軍隊教育の一環だったという話もあります)

低金利が通常となった世の中、世の中を生き抜くための金融リテラシーは最低限は身に着けておかなければいけません。

どんなに綺麗ごとをいっても、世の中、所詮は金。

マネーサバイバルを生き抜く知恵を子供に教えるのに最適なツールの一つは何か?

人生ゲームがその答えを提供してくれます。

リアルな人生を味わえるボードゲーム

もともとは1960年に「The game of Life」という名前でアメリカで発売されたボードゲーム。

その8年後に日本でタカラトミーがライセンス契約で「人生ゲーム」として販売を開始します。

アメリカ発祥のゲームであることから、ゲームのお札もドル紙幣(おもちゃ)。

なぜか日本版でもその形式は守られてきて、発売から50年以上経った今でもお金は相変わらずドルです。

ゲームの方法は簡単で、小さな車型の駒に人のピンを差してボード上のスタートに立ち、ルーレットを回して駒を進める「すごろく」です。

日本伝統のすごろくと違うのは、ボード上の選択肢に「お金にまつわる人生の出来事」がそれぞれに設定されているということ。

たとえば「職業選択」「給料日」のほか、「絵画を買って~ドル払う」とか「本を書いてヒットしたので~ドル稼ぐ」など、結構生々しいライフイベントが各マスのあちらそちらに仕掛けられているという感じです。

そのたびに必要になってくるのが「お金」で、これがこの人生ゲームの醍醐味といえる部分です。

ゲームの目的はゴール地点で「誰が一番お金をもっているか」を競いあうことにあり、そのためにプレーヤーが必死になって金を稼ごうと少しでも良い職業や選択肢をチョイスしようとするのですが、そこは「ルーレット」の哀しさ。

ルーレットを回して自分の思うとおりの数字がでなければ、いくら「稼ぎたい」と思っていても、止まったマスで「株で大損する。~万ドル失う」とかだったら「あっちゃー!」となるわけです。

このように自分の意思でどうにもできないところも、この人生ゲームが「リアル」だといわれるゆえんなんですね。

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銀行業務から株の売買まで「お金の運用」を学べる

人生ゲームの最も重要なポイントは「お金のやり取り」。

マスのほとんどに「お金」にまつわるイベントが設定されているので、そのたびにお金が動きます。

ここではそれぞれのお金のやり取りをゲームの設定ごとに見ていきましょう。

銀行業務

ゲーム上の全てのお金を司るのが「銀行」。

ゲーム上でのお金のやり取りは「おもちゃのドル紙幣」が使われます。

プレーヤーの誰かが「銀行役」として「お金の受け渡し」を行うという感じになります。

銀行役に誰がなるかは特に決まっていませんが、基本的にはゲーム開始前に銀行役を決めて、始まったらその人がゲーム終了時まで担当するというのが通例です(ゲームの途中で交代するパターンもあります)

このとき「子供に銀行役を任せる」ことで、お金の流れを実地で学ばせることも可能。

他のプレーヤーのお金を預かって差額を渡したり、給料日になると給料分のお金を渡したりするなど、社会におけるお金がどのように回っているのかを学べる良い機会でもあります。

株式売買

ゲームの序盤に「株券を買いますか?」というマスが出てきます(一部のバージョンにはないかも)

そのマスは恐らく「通過するだけでも、そのマスの指示を実行しなければならない」類のもので、株を買うかどうかの選択を迫られます。

株を買うことで、株価の動向や株式上場による株価アップといったところまでは、さすがに家庭用ゲームでは踏み込んでいませんが、ゲームのラストで換金する際に非常に大きなポイントになります。

買うか買わないかはプレーヤーの自由ですが、持っていて損することはないので、だいたいは買いますね。

子供に株の存在を知ってもらう良い機会になります。

株券の価値は最初から最後まで変わることはないので(私が持っているバージョンでは)、大人的にはここが少し不満。

株価の下落で価値が落ちるなどの細かい設定があれば、もう少しリアルで白熱したゲームになるのですが、子供が参加する遊びなので、まあこのへんが落としどころなのでしょうね。

各種保険

自動車保険、火災保険、生命保険などがあります。

ゲームによって異なりますが、私の持っているバージョンでは「生命保険」「火災保険」ですかね。

止まったマスの指示のほかに、通り過ぎるだけで買う選択をチョイスできる場合もあります。

私がほぼ入るのが生命保険で、ゲームの終了時にけっこう大きなお金が入ってきます。

保険の設定も現実ほどは細かくなく、一度買えば特にマス上で必要になることはない「資産」の扱いですが、持ち続けていれば最後に換金できるという認識はゲームで学べると思います。

不動産の売買

ボード上に置かれたプラスティック製のミニチュア建物のどれを買うかを決められます。

これもマス上の指示か、通過するだけで選択できるどちらかになります。

選択できるタイミングでお金を持っていれば買うことができますし、なければ買えません。

裏ワザとして銀行から借金をして買うという手段もありますが、その方法はまた後ほど紹介します。

購入した不動産は株と同じで、ほぼ最後まで価格が変動するイベントもなく、ゲーム終了時の換金作業のポイントとして扱われます。

良い物件をもっていれば高く売れるし、安いものだと安くしか売れない。

シンプルですが、不動産とは住むだけでなく、こういう資産価値もあるのだということを子供に教えるには最適のモデルです。

約束手形

赤いドル紙幣です。

止まったマス上でお金を支払う必要のあって手元にないときは、銀行から約束手形を渡してもらって、その差額で支払います。

他にもプレーヤー同士のお金のやり取りで、お金の持ち合わせがない時にも銀行から発行してもらうこともあります。

いわゆる借金というやつですね。

ゲームの最後に資産を計算するのですが、この約束手形が多くあると、その分「不動産」や「株券」「保険」などの資産が返済に消えてしまうので、ゲーム中にできるだけ返してしまうに限ります。

まさに人生ですね。

資本主義の核ともいえる「信用経済」を体現した約束手形は、まさに子供に「経済とはなんぞや?」を教えるのに格好の教材だと思います。

ギャンブル

ゲームによってあるかどうかが分かれますが、私の持っているバージョンでは「人生最大の賭け」のマスがあって、そこでルーレットを回して大きなお金のゲットを狙います。

たいていは借金がある人が挑戦するマスで、すでにお金を持っている人は賭けにでる必要がないのでスルーしますね。

このマスはまさに「人生」という感じで、漫画の「カイジ」を思い出してしまいました。

ここで買って一攫千金を狙うか、そのまま地の底に堕ちていくか・・

まさにルーレットの出る目のみぞ知るという感じです。

このへんの「ヒリヒリする鉄火場」感が人生ゲームの魅力であり、ギャンブルの怖さを子供に体感してもらうには最適の教材でもあります。

仕返し

青いマスで指示される内容です。

ここに止まると「他のプレーヤーの駒を12マス戻す」「他のプレーヤーから~万ドル奪う」を自分で決められます。

他のプレーヤーのチョイスも自分で決められるので、はっきりいって人間性がでます(笑)

普通は先頭を進んでいるプレーヤーを戻したり、お金持ちのプレーヤーから大金をふんだくるものですが、性格の悪い私は近くのプレーヤーの駒を戻したり、借金生活で戦意喪失しているプレーヤーから「金寄こせや!」とドスを効かせてふんだくって「グフフ」とほくそ笑んでいますよ。(もちろん銀行に借金させて)

このようにプレーヤーの立ち位置や持っている資産の状況、ゲーム進行時の人間模様に非常に大きく左右されるマスなので、子供にとって「人間の醜さ・生々しさ」を学べる絶好の場所になります。

職業の選択、子供の数で人生が決まるリアルさ

お金の運用と共に、職業選択や家族構成でも人生ゲームの勝ち負けは分かれます。

職業の選択では、サラリーマンから芸能人、発明家、プロスポーツ選手など、数十種類の仕事が用意されています。

これはマスに止まると止まらずを関わらず必ず選択しなければいけません。

普通の人生と違うのは、ルーレットを回して出た数で止まったところの仕事しか選べないというところ。

自分はタレントになりたかったのに「サラリーマン」になってしまった、とか、銀行員で手堅く給料をもらえる生活を目指すぞ!と息巻いたら「フリーター」だったりと、結構な悲喜こもごもがボード上で展開されていきます。

悲惨なのは固定給が入ってこない「フリーター」で、給料日がくるとルーレットを回して出た数の1000倍(8なら8000ドル、1なら1000ドル)になって、もらえる額の幅がその時々で異なってしまいます

他の職業は固定給なので資産運用の計画が立てやすいというのも、まさにリアルな人生ですね。

もう一つは子供の数。

結婚して子供が生まれると、その子供の数の分だけゲームの最後にお金がもらえます。

現実だと「子供手当」のようなものですが、人の頭数までお金に換算できてしまうというのも、間違いなく資本主義経済の一面だと思うので、こういうリアルな現実をゲームの中で子供に学んでもらうというのは非常に大切です。

まとめ

こうやって改めて人生ゲームの内容をまとめてみると、結構生々しい世の中の現実が詰め込まれているなと感じますね。

人生の喜びはお金だけでは計れないというのも事実ですが、人生を快適に生きていくにはお金が必要というのも紛れもない現実です。

それを子供の頃にゲームを通じて体感していくのいうのは、将来、社会という野獣が住むジャングルで生き抜いていくための予行演習としては全然ありだと思います。

もちろん人生の悲喜こもごもを味わうリアル・バージョンばかりではなくて、世相を映したゲーム主体モデルが色々出ていますので、シンプルにボードゲームを楽しみたい人はそちらを選ぶと良いですね。

10月30日に発売するスポーツモデルはかなり面白そうなので、これは今年のクリスマスプレゼントに買ってやろうかと思います。

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タカラトミー(TAKARA TOMY)

マネーゲームの基本をお子さんに学ばせたい方は、従来の「人生ゲーム」がおすすめ。

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皆でワイワイ楽しむのもあり、ヒリヒリしたマネーゲームを味わうのもばっちりな人生ゲーム。

大人や子供の永遠のボードゲームですね^^


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